2021年に結成し、最近では群馬での音楽活動にも力を入れる2人組歌謡グループ「風輪」。今回は「gCarat」の公開を記念して、県内での活躍が目覚ましい2人に特別インタビューしてきました!“情報の原石”を発信するgCaratが風輪の“魅力の原石”に迫ります!
風輪(ふうりん) 2021年11月1日に結成された、平均身長185センチの2人組歌謡グループ。群馬県富岡市出身で林業経験11年の拓也(たくや)と、プロ野球選手を目指していた福岡県出身の翔司(しょうじ)。異色の経歴を持つ2人の想いと歌声が風に乗り、一体感という大きな輪を作ることをモットーに“風輪”と命名。
それぞれ別のグループで活動されていたそうですが、お二人の出会いは?
翔司:僕がトランプというグループをやっていた時、そのグループのリーダーが拓也の所属していたクロムというグループの振り付けをやっていたんです。とある音楽イベントに誘われた時、「紹介したいやつがいる」と連れて来られたのが拓也でした。
拓也:今から7年前くらいです。その時はあまりしゃべらなかったけど、そこが初めましてですね。
風輪を結成する前、お二人は「春夏秋冬」というグループにも所属していたそうですね?
翔司:その後、僕はトランプでメジャーデビューして、拓也も同じレコード会社からソロアーティストとしてメジャーデビューしました。拓也にはトランプ主催のイベントにゲスト出演してもらって、そこから話すようになったんです。拓也のライブも見に行くようになり、「2人でなんかやりたいね」みたいな話をするようになった。それがきっかけで、風輪の前身である4人組ポップスグループ・春夏秋冬を2020年3月に結成しました。
拓也:僕はグループを組むなら10年続くチームにしたいと思っていたのが翔司と意気投合して、同じ夢を追いかけている人だなって実感しました。当時はお互いポップスを歌っていたけど、実は歌謡曲をやりたいっていう思いも一緒でしたし。
翔司:拓也のステージを見た時、喋りが上手すぎて「すげぇ」って思いました。歌は別に大したことなかったけど(笑)
拓也:おいおいおい……(笑)
翔司:でも、MCできる人ってなかなかいないので、一緒に組めたら絶対いいグループ作れると思いました。
その後、コロナ禍での活動制限もありそれぞれグループを卒業。2021年に風輪を結成されたんですよね。
拓也:デビューが2020年3月でコロナ禍に当たってしまって……。歌謡曲で勝負したい自分たちの思いと、ポップスで売り出したいという事務所側の意向に相違があったのも卒業を決めた理由の1つでした。
翔司:あの頃は本気で音楽をやめようと思ったこともありました。イベントもお金もなくなって、毎日家にいる生活が続いて。その時、拓也と連絡を取り合っていたんですが、「絶対いい方向に変わるから、それまで一緒に頑張ろう」って言ってくれたんです。音楽をやめる選択肢もありましたが、「翔司とだったら輝けるようなグループに絶対なるし、俺がするから」とも言ってくれて。その言葉で「もう一回夢を見てみよう」って思いました。
拓也:翔司は面白いから前に出たらもっと輝けるのに、優しい男だから周りに気を遣ってすぐ引いちゃうんです。歌もめちゃくちゃ上手いからもったいないと思ったし、互いに持ち合わせていない武器をそれぞれたくさん持っている。だからこそ、一緒になったら絶対に大丈夫だって思いました。
その後、2020年9月末に卒業して、11月1日には風輪としてステージに立ちました。
1ヶ月でデビュー!?大変でしたね。
翔司:2人とも歌謡曲を全く歌ったことがなかったので、めちゃくちゃ練習しました。
拓也:10月は朝から夜まで、時には夜中までスタジオにいました。今までもそれくらいやりたかったけど、4人だと制限があったりスケジュールが合わなかったりで。翔司とは思いが一緒なので明日やると言ったらやれるのがいいところです。
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