FOMARE(フォマレ)/アマダシンスケ
群馬県高崎発、アマダシンスケ(ボーカル、ベース)、カマタリョウガ(ギター、コーラス)、オグラユウタ(ドラムス、コーラス)からなるスリーピースロックバンド。
アニメ『ゴールデンカムイ』第三期オープニングテーマに『Grey』、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「ユニ春」2022年CMソング『愛する人』が選ばれるなど、話題のタイアップ曲も多数。2024年10月5日(土)6日(日)にはGメッセ群馬にて自身が主催する音楽フェス【FOMARE大陸2024】が開催決定。今後のさらなる活躍が期待される、人気ロックバンドです。
今回お話を聞いたのは、そんな『FOMARE(フォマレ)』のボーカル・ベース担当・アマダシンスケさん。
群馬県に生まれ育ち、群馬愛にあふれる彼の、故郷・群馬での原点に迫ります。
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–音楽フェス【FOMARE大陸】2回目の開催決定、おめでとうございます!あらためてFOMAREと群馬とのつながりをお聞かせください。
アマダ:ありがとうございます。
我々「FOMARE」は2014年秋に結成して、2017年に1stCDをリリースしました。
結成後から2017年頃までは群馬県高崎市のライブハウス「サンバースト」(高崎市連雀町)や「クラフフリーズ」(2022年閉店)で毎週末のようにブッキングライブに出ていましたね。
デビュー当時は俺が20歳くらい。メンバーのカマタとは小学校からのつきあいです。学生時代もよく一緒に行動していて、渋谷に「MONGOL800」のライブを観に行ったりしてました。
–同じ群馬出身のバンドとして意識していたバンドなどはありますか?
アマダ:FOMAREの出発点としては、back numberやG-FREAK FACTORYに憧れていましたね。back numberの前身バンドNOTHINGも聴いてました。
–「高崎発バンド」と名乗るFOMAREならではの高崎でのエピソードはありますか。
アマダ:高崎は、ほんと良くライブしましたね。毎週末がライブでした。
バイトもしましたよ。高崎でちらし配りとかしましたね。
高崎市内に、前述の「サンバースト」の店長が経営していた居酒屋があって、俺、そこでバイトしていたんです。
仕事の合間に店長にバンド名の相談をしていたら、店長が日本酒の銘柄「北の誉(ほまれ)」を引き合いにして、「お前ら、群馬の誉れになれ」って言ってくれたんです。
「誉れ」っていう響きも意味合いも良いので、アルファベットにしてかつ頭文字を「F」にして『FOMARE』としました。
そういう意味でも、「FOMARE」が生まれたのは高崎でした。
–「夕暮れ」を高崎の歌にしたい、という話も耳にしました。
アマダ:「夕暮れ」は当時のドラムと俺で書いた歌なんです。
高崎駅前のライブハウスでライブして、出る頃には夜明け頃で…みたいなバンドライフを歌詞にしました。
フリーズの所にあったコロッケ屋とか登場していて、高崎での日々や思い出が詰まっている歌。
高崎、「サンバースト」「フリーズ」はFOMAREにとっては実家的な場所ですね。
–今後の展望はいかがですか?
アマダ:大型タイアップがあったおかげで、色々な現場から声が掛かることが増えました。
そのせいもあって、どんどん他のバンドとつながることができて。結果、大型フェスに出させてもらえる機会も増えました。
そういう機会を糧にしてライブをパワーアップさせて、もっともっと「観に来てもらえるバンド」として成長して、来年の結成10周年を万全のバンド体制で迎えたいです。
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